作成:2011/05
更新:2012/09

2X4とは?



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※ 2x4(ツーバイフォー)  = 木造枠組壁工法 (詳細はこちら


※ 米松の標準木造建築方式で、日本では1974年に認定されました


※ 2x4の名前は、主に使用される構造用製材が「2インチx4インチ」

    のサイズであることから、「2x4(ツーバイフォー)」となりました。

     JASの寸法形 式   呼称寸法  乾燥剤(mm) 
        204         2x4     38 x  89     
        206         2x6     38 x 140   
        208         2x8     38 x 184   
        210         2x10    38 x 235    
        212         2x12    38 x 286   
        404         4x4     89 x  89    


※ 規格化された工法
    COFI・JAS規格によって厳しく品質がチェックされ、使用箇所によって
    規格が決められています。(スパン表等)

    接合部に使用する専用の釘や接合金物も、使用する箇所や間隔・打ち方・
    使用本数まで、仕様が明確に規定されています。
    
    床・壁・屋根の順に施行する作業工程を基本に、全て規格化された施行方法に
    のっとった監理を行いますので、均一の住宅品質を確保出来ます。

           JAS = 社団法人日本農林規格協会
               (公益法人、農林水産省の指導で、生産業者、消費者、販売業者
                 の協力を得ながら、JAS制度の普及促進と充実向上の
                 為の諸事業を推進している協会です。
          COFI = カナダ林産業審査会
                カナダのブリティッシュ・コロンビア州とアルバータ両州で、 州政府から
                州有林の経営権を与えられている一次林産企業によって組織さ れている
                非営利団体の連合組織で、両州内で生産される林産物の品質管 理や
                国内又は海外市場にたいする普及・
啓蒙活動を行っている組織です。
                日本にツーバイフォー工法を紹 介し、技術的な 指導・サポート等行い、
                技術サポートに対して日本の関係業界から高い評価を受けています。



※ 日本ではまだま だ2x4の大工さんが少なく、
    折角の2x4の長所が活かされない場合があります


※ 構造用合板を直接打ち付けた体力壁及び剛床で

   床、 壁、天井の6面を、強固に一体化し  
     (例えると、箱で建物を支えている)


※ 地震の揺れをバランスよく吸収しますので

   局部的に負担が集中しません。
    よって耐震性・耐風圧性に優れています


※ 継ぎ手、仕口など複雑な加工が不要なので、高度な技術が必要なく
    人件費及び工期が抑えられます


※ 壁や床といった面要素を基本としているため、隙間が少なく
   断熱性・気密性・防音性に優れています


※ 内壁・天井に石膏ボードを打ちつけてあるので、火災に強く、
   隣室や上階への延焼を遅くする効果があります (詳しくはこちらをクリックして下さい。)


※ 体力壁が構造上重要な位置を占めるので、
   窓や扉などの開口部を拡大したり増設したりするような
   大規模なリフォームは出来ない場合があります




出来るだけ解り 易く解説しているつもりですが、足りない部分はご了承ください。

  ご質問等あ りましたら、どんどん掲示板やメールをお願いいたします。
  出来る限 り、ご質問にお答えしていきたいと思います。

ご質問に関し て、Q&AとしてUPしていきたいと思います
  尚、お名前 は、原則として載せません。
  UPに関し て承諾は頂きませんが、ご一報いただきました場合はUPを控えさせて頂きます。

  
※ 解りやすいツーバイフォー施工写真はこちらを クリックしてください。